alfonatskiの作品をつくることも然る事ながら、本作りのスキルを活かして誰かのお役に立てることもまた、私たちにとって大事なライフワークです。
どのようなことを求められるかは、依頼者によって全く違うわけですが、昨年末から平行して手がけていたものが次々と完成していく中、二つの取り組みが山形新聞にて取り上げられました。
カレンダーは、ブックユニオンたかはたの店長のアイディアで、QRコードを読み込むと、あるほなつきの写真絵本が1年間楽しめるというもの。読み聞かせを担当するのは絵本キュレーターの金子聡子さん。書店とアーティストが共同で作ったものとして取材を受けました。1000部すべて手作りの糸かがりで、そこにも製本の技術が活かされています。
真室川北部小学校5.6年生が総合学習の時間に調べた真室川の良いところを、ポスターという形にして広くみなさんに知ってもらいたい、という児童のみなさんの想いがあり、私たちはデザインや絵的な要素を教える講師として依頼を受けました。イラストも全部一人一人が描いたものを使用し、文字もすべて手書きです。とても温かみのある、素敵なポスターに仕上がったと思います。児童の皆さんに拍手です!