MOTOYAとMOTへ

今日は東京にいます。

現在、渋谷にあるMOTOYA Book.Cafe.Galleryで開催中の「The Paperback Art」を観に来ました。

あるほなつきにとって、MOTOYAさんは、「本」による表現を発表する場として、なくてはならない場所となっています。

MOTOYA Book.Cafe.Gallery
MOTOYA Book.Cafe.Gallery
1階のgalleryは、文庫本の交換スペースに
1階のgalleryは、文庫本の交換スペースに

今回出品されている作家の皆さんとも、少しずつですがつながりを持てるようになってきたので、今回、皆さんがどんな作品をつくってきたのか、とても楽しみにして来ました。

いつ訪れても素敵な雰囲気
いつ訪れても素敵な雰囲気

今回は、各自のオリジナル作品ではなく、文庫本のブックデザイン、装幀、装画の展覧会ということで、その本の持つイメージを自分の中に落とし込み、どう表現するかが問われます。まずは、作品選びから個性が出ますね!中には、先にやってみたい造本装丁があって、それに合った文庫本を選んだ、というものも。色々と勉強になります。

あるほなつきの作品は芥川龍之介の『歯車』
あるほなつきの作品は芥川龍之介の『歯車』
他の作家さんの作品もご紹介したいのですが、足を運んで直接ご覧くだくか、MOTOYAのInstagramをご覧ください
他の作家さんの作品もご紹介したいのですが、足を運んで直接ご覧くだくか、MOTOYAのInstagramをご覧ください

https://instagram.com/motoyabookcafegallery?igshid=MWZjMTM2ODFkZg==

それぞれの得意分野を活かした個性的な作品の数々に、大変刺激を受けました。あるほなつきの本による表現の可能性は、まだまだ広がって行きそうです。

せっかく東京に来たので、東京都現代美術館で開催中のデイヴィッド・ホックニー展にも足を運んでみました。

MOT 東京都現代美術館
MOT 東京都現代美術館
もの凄い勢いで入っていく図
もの凄い勢いで入っていく図

ホックニーは日本でも人気の高いアーティストです。

開催期間が長いし今日は平日でしたが、たくさんの方が作品を観に訪れていました。

ホックニーの作品は、見ていてとても心地が良いです。大きさもありますが、空気が抜けるような余白(と呼んでいいのかわかりませんが)は、風景画にも人物画にも見られ、特に人物を描く線は、柔らかくて本当に見ていて心地が良いです。あんな風に人って柔らかいものだっけな、と思ってしまいました。デッサンや習作的な作品は、どちらかというと柔らかさよりも勢いを感じるコトが多いのですが、ホックニーの線はゆったりとしていて温かみを感じる気がします。

中でも、若い頃の作品が、生き生きとした感じがして好きでした。

巻き物のような展示
巻き物のような展示
面白いなあ
面白いなあ

巻き物みたいに長いiPad画は、これからのあるほなつき作品に何かヒントをもらった気がします。

まるで絵の中にいるようです
まるで絵の中にいるようです

同じチケットでコレクション展も見れるというので、こちらも観ました。訪れるたび、いろんな視点からセレクトして展示してあるので、東京都現代美術館の収蔵作品の幅の広さとその数に驚かされます。

今回は、特別展示として横尾忠則の「水のように」という展示をしていました。あの世界観というか、描きたいイメージを躊躇なく描けるのは、スゴいです。ポスターに使われている作品が、一番印象的でした。

コレクション展の中にも、ホックニーの作品があったのですが、やっぱりホックニーの人物画は、良いなあ、やわらかいなあ、と改めて思ったのでした。

宮島達夫の作品も、もちろんありますよ
宮島達夫の作品も、もちろんありますよ

今回の東京もまた、たくさんのアートに触れる旅となりました。とんぼ返りになりますが、明後日の「さとやまマルシェ」準備のため、また鮭川へと戻ります!