三回の講座を通して、真室川をPRするノベルティグッズを作成するという内容で行われたジモト大学@真室川。7月30日の第一回目、8月12日の第二回目から少し時間があいて、昨日10月2日に第三回目、最終回が開催されました。
第一回目では、いろいろな世界の写真について学んだり、実際に画面構成をやってみようと、コラージュ作品を作成したりしました。
二回目は、世の中にはどんなノベルティグッズがあるのか、その種類や価格などを調べてみました。そして、町を宣伝するノベルティグッズを作ったら、どんな層に届けたいか、どこで配布するのがよいのか、意見を出し合いました。それから、「真室川といえば?」の問いに思いつくままキーワードを書き出し、それをイラストにしていきました。
そして、最終回の今日は、前回描いてもらったイラストの雰囲気や、ノベルティグッズの価格帯、どこでどんな層に届けたいか、を考慮した上で、ノベルティグッズをクリアファイルに決定しました。
クリアファイルは低価格で、たくさんの方に届けれる良さと、中に真室川に関するチラシなどを入れ込むことができるのが決め手でした。
どんなデザインにするか話し合おうとしたら、もうすでに高校生たちは「こんな感じにしたい!」というアイデアを持っていました。すばらしい!大まかな方向は決まったので、あとはそれを実現するための要素を集め、構成するだけです。
前回描いたイラストを参考にしたりしながら、新たに真室川でイメージするものたちをどんどん描いていきました。今回は、鉛筆や消しゴムを使わず、いきなりペンで描くことで、その勢いを大切にし、緊張感のある線を目指しました。
イラストは、あるほが描いた先からスキャンをして、線を切り抜き、データとして取り込んでいきます。
ある程度イラストが集まったら、今度はテーブルをクリアファイルに見立てて、配置を考えていきました。
空には白鳥が飛んでいたり、真室川駅やトロッコ列車、左下には山菜もたくさん配置されています。
メインとなる人物は、何パターンも描いてもらい、最終的にどれを使うか決めました。真室川のキャラクターであるうめこを描いているうちに、男性キャラも出てきましたよ!これがどんな感じに仕上がっていくのか、楽しみです。
三回の講座の感想を最後に3人から話してもらいました。わたしたちも講師として参加できてよかったと思いました。
今後は、今日デザインしたものを実際にクリアファイルデザインとしてデータ化し、たたき台をまた高校生たちにチェックしてもらい、年内には仕上がる予定です!楽しみですね。