岩手二日目。
子どもの受験の付き添いで、早朝から盛岡へ行くので、行ってみたかったところや、思い出の場所へ行ってみることにしました。
まずは、岩手県立図書館へ。
岩手県立大学図書館は駅裏の岩手県民情報交流センター(アイーナ)の中にあり、ガラス張りの建物で、明るく、とても素敵な図書館でした。
次に、紫波町立図書館へ。
紫波町立図書館は、SDGsの観点から注目を集めている図書館で、こちらは同じ建物の中に、眼科や食料品店があったり、同じ敷地内に公園や交流広場などもある、ユニークな図書館でした。
スタッフの方がみんなとても親切で、本を見せるとみなさん、代わる代わる来てくれて、興味を持って話を聞いてくれました。さらには、他のおすすめ図書館まで教えていただいたり!
そうそう、花巻はマルカンビルにある。あるほなつきコーナーで木の玉っころちゃんを見たことがある!というスタッフの方もいて、うれしかったです(*^_^*)
本をまた持って来る約束をして、紫波町立図書館から次のポイントへ。
次に訪れたのは、なつきが大学院時代に大変お世話になったギャラリー彩園子(さいえんす)です。
彩園子は、私が生まれて初めて個展というものを開催した場所で、それから何度もここで個展をさせてもらいました。
残念ながら催し物がなく、Ⅱの建物の中には入れませんでしたが、外から記念撮影。ギャラリーはこの建物の2階にあるんですよ。
Ⅰ では常設展をやっていたので、入ってみると、以前とは違う作りになっていて、不思議な感覚に陥りました。入って左側すぐに入り口があるとおもっていたら、そこは壁で、逆に壁があったところが吹き抜けになっていたので!
常設展では、リトグラフやコラージュ、抽象画などの作品がならんでいました。
隣の画材販売スペースは、以前と全く変わっていなかったです。オーナーはそこにはいませんでした。
靴を脱いで、少しドキドキしながら階段を上がり、2階のカフェ一茶寮へ。オーナーが変わっているかもしれない、全然知らない人かもしれないという思いと、当時と変わらずにいてほしいという願いが入り交じっていました。
どうか!
カウンターの向こうには私と同世代くらいの男性が立っていました。知らない方でした。
そうだよなあ、だって、もうあれから22年も経つんだもの!
気を取り直して、挨拶をし、学生時代こちらで個展を何度もやらせていただいたこと、今どんな活動をしているかなど簡単に説明をして、カフェ店内に展示してある作品や、テーブルに並べてあるチラシやDMなどを一通り眺めたりして、さて、それでは、と帰ろうとしたとき、、、
誰かが階段をあがってくる音がして、そちらを見ると、
なんとオーナーではありませんか!
当時と全く変わらない風貌、着ているセーターやエプロンもなんと懐かしい!!あまりにうれしくて、今振り返ると、ものすごい勢いで話しかけていたようにおもいます(^^)!
そんな勢いでわーーーっとしゃべる私に、相変わらずのゆっくりした落ち着いた声で、受け答えしてくださり、わあ、ほんとに、何も変わっていない!タイムスリップした気持ちでした!
カウンターに座り、最近作った画集などをお見せしながら、少しお話をしました。いい時間が、流れました。
去り際は、なんとも惜しまれますが、次なる行き先は、気になっていた本屋さんBOOKNERDへ。
BOOKNERDは、ギャラリー彩園子から歩いて2分と、近い場所にあって、本オタクの店長がキュレーションするお店と聞いて、行かないわけにはいきません!
お店に入ってすぐ目に入ったのは、おしゃれなポスターでした。そしてかっこいい本がずらりと並び、またBGMもおしゃれで、なんとも素敵なお店といった印象。
店長さんに自己紹介をして、空気シリーズ3冊をお渡ししてきました。
ギャラリーやおしゃれなカフェやレストラン、昔ながらの古書店や新しい本屋さんが並ぶこの紺屋町は、ぶらぶら歩くのには、最高ですね!古風な橋や街並みも大好きです!
また来ますね!!