ひと手間の重み
あるほなつきは、2017年から出版した本を一冊ずつすべて手づくりで造ってきた。一冊ずつ進歩を感じる意気込みで。
本を出版できるよろこび。カタチにする喜び。伝えられる喜び。作り上げる過程の楽しみ、苦しみ。
その喜び、苦しみの積み重ねが、すこしずつ心を打つに違いないと、どこかで思ってきたのだ。
初期の雑な製本の作品をお持ちの皆様に、どことなく、申し訳ない思いをいだいていたのだが、ようやく素直に感謝できるところまで来たような!
表現活動が先にあり、製本は二の次になってしまうのはお許しくだされ!