2016年の作品集は個展 INSIDE & OUTSIDE の作品集としての位置づけとなります。
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2007年に東京から山形へ移住した僕は、当時9年目を数えていました。このあたりから東京へ行くと言うことが故郷へ帰るという感覚となり、首都高を通って、鹿浜橋を抜けるあたりで、感極まるようになりました。
この時感じた東京は、自分の生まれ育った感覚ではなかった。
そのことが、このプロジェクトを深く追求する鍵となりました。
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内からみる、外からみるとは、どういうことなのか。
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個展では、外から内へ 内から外へ と「くぐる」という行為を通して、東京と山形を行き来していただきました。
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モチーフには、電線、橋、道路といったものが多く登場しました。
人と人とを結びつけているこれらの要素、関わりを持つと言うこと、現在に通じるプロジェクトとなりました。
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ぜひ、こちらの作品集も近日中にご案内いたしますので、お手許に置いていただければ幸いです。