『空気売りの少女』に描かれている少女は、ペン一本で描かれているのですが、静かな中にも動きがあります。
以前、まるも醤油工場跡をモチーフに、あるほなつき展を開催しました。それは、あるほが撮った写真を見てなつきが絵を描く、そのなつきが描いた絵を見て、またあるほが写真を撮る、ということを試みたものでした。
今回の写真絵本『空気売りの少女』もまた、ただ写真と絵を組み合わせたものではなく、いろんなからくりが織り込まれています。
普段から写真を撮るといった日常があるからこそ可能な、あるほなつきの試みなのです。
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