大晦日。
今年一年を振り返ってみました。
出版社を立ち上げて7年目。本をつくることにおいては、今までの作品をまとめた分厚い一冊をつくってみました。
まだまだ改良の余地はありますが、どんなイベントにも携えて、お客様に自分たちの作品をご紹介することができました。
製本のことで言えば、新しく始めた取り組みとして、着物リメイクと和綴じがあります。
着物ノートはこの一年で色々な大きさでたくさん作りました。クラフト市などではプレゼントに、と人気でした。
和綴じは、ドラマの影響もあるのか、興味を持つ人が多かったように思います。
テーマごとに作品集として和綴にまとめることで、手触りも楽しんでいただけるようになりました。
11月には新作の詩画集『汽水域』を和綴じで出版しました。2021年の『translucent』シリーズの作品に詩を当てたもので、和紙の手触りも合わせて、とても気に入っています。
初めて和綴じのワークショップを行った年でもありました。
縁日さんから提供いただいた布で作るノートはとても素敵で、大変好評でした。
それ以外にも、ワークショップや講座は今年も各地で行いました。
他、読み聞かせなどのイベントも入れるとご紹介しきれませんが、今年も本を通じてたくさんの方と交流した一年でした。
また、今年はなんといっても、東北を中心とした各地のイベントに出店した一年でありました。
遠いと思っていた青森へは、結果として一年を通じて4度出店。もう遠いとは感じなくなりました。
出店するたびに学ぶことは多く、ブース設計もより良いものになってき、雨の日でもより快適に対応できるようになってきました。
また来年も本を携えて全国各地へ、たくさんの方に出逢いに行きたいと思っています。
今年もあるほなつき書店の活動と並行して行っていたのが、アーティストとしての活動でした。
様々なかたちで表現活動をしてきました。来年1月末には、福島県広野町にて開催される【余白のアートフェア】に参加します。新作も製作中なので、ぜひご期待ください!
旅の思い出など、まだまだ書き足りないことはたくさんありますが、そちらはエッセイ『本をつくって旅をする』の方をご覧いただきたいと思います。
2024年ももうすぐ終わります。
さて、2025年はどんな一年になるのか。今から思い描くところはありますが、ぜひ今後ともあるほなつきをどうぞよろしくお願いいたします!