Gear "ポキステーション"

製本には、カット作業がかかせないが、多くの作業をOLFAの大型刃でこなしている。替刃にもいろいろ種類があって、僕は『スピードブレード』を使っている。メーカーの

「大型」カッターナイフ用替刃。特専黒刃の研磨面にフッ素加工を施し、切断抵抗を大幅に軽減しました。驚くほど軽い切れ味が特徴です。刃厚0.5ミリ。

と言うとおり、特に厚紙をカットする場面でその違いをとても感じるのだ。

動画のシーンは製本作業のハードカバーの背のカットをしているところだが、一気に切らずに、何回にもわけて切るので、とても快適だ。

そして、刃は安全のためにも、切れ味がわるくなったら、すぐ交換するようにしている。刃はペンチで折ったり、いろいろ使ってみた中で、こちらの「ポキステーション」を僕は気に入っている。差し込んで、レバーを押し込むだけで、綺麗に刃がカットされるのだ。

僕たちは、表現活動の一環として、製本も手がけている。制作量にも限界があるし、その時間を、創作にあてられたらと思ったりするときもあるが、自分たちが好きなように、好きのサイズで、つくれるというメリットもあるし、何より、一冊一冊てづくりしていると、自然と、これらの本が渡った相手のことを想うようになっている。そういったことが、僕たちの創作をより豊かな物にしてくれるに違いないのだ。

そのためにも、ほんのちょっとしたことに、ストレスを感じず、スムーズに作業できる、これらの道具たちを大事に使っていきたいと思うのだ。

*このシーン、背のカットは、『木の玉っころちゃん』写真絵本の為のものですね。ナおうさまは、イメージ映像です…

 

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