大変な一日

昨日今日と、人生でなかなか経験することがない時間を過ごしました。

日中からの大雨と線状降水帯の発生のため鮭川にも避難勧告が出て、どこでどう過ごすべきか考えましたが、少し南下して尾花沢の道の駅へと向かいました。

避難するところ
避難するところ
道中もものすごい雨と雷で生きた心地がしませんでした
道中もものすごい雨と雷で生きた心地がしませんでした

鮭川の工房のことも気掛かりでしたが、命が最優先です。予報では次の日の朝には雨は弱まっている模様だったので、明日の朝早くに工房に戻って、次の日からの仙台でのイベント出店の準備をしようと思っていました。

道の駅尾花沢には、たくさんの自衛隊の車が
道の駅尾花沢には、たくさんの自衛隊の車が

朝5時に起きて、すぐ自動車専用道路に乗ろうとしたら、ICに車の長蛇の列が。土砂崩れのため国道13号線の舟形あたりが通行止めになっていて、そちらが復旧するより高速の通行止め解除の方が早いのではないかということのようでした。

色々な交通情報を見ながら、私たちはとりあえずコンビニで朝ごはんを食べることにしました。

朝はやっぱり納豆が食べたくて
朝はやっぱり納豆が食べたくて

コンビニの駐車場で朝ごはんを食べ、車を走らせると、高速を走っている車を見かけました。思ったより早く解除になったようで、私たちもようやく鮭川の工房へと向かうことができました。

舟形あたりの最上川の水位はだいぶ上がっていました
舟形あたりの最上川の水位はだいぶ上がっていました

工房付近まで来ると、近くの川が波をうねらせて流れているのが見えました。

茶色く濁った水が勢いよく流れている
茶色く濁った水が勢いよく流れている
いつもは真ん中に岩場が見えるほどの川がこんなにも大きくなり
いつもは真ん中に岩場が見えるほどの川がこんなにも大きくなり

やはり尋常ではないことを感じました。

工房の中は、幸い浸水もなく、本の資材も無事でした。ただ、断水になっていたため、何かと不便ではありましたが、電気が通じていたのは不幸中の幸いでした。明日のイベント準備も滞りなくでき、夕方には仙台へ向けて出発しました。

今朝までのことが嘘のような青空
今朝までのことが嘘のような青空

近くの川の水もだいぶひけていて、道路も乾いているのには驚きました。昨日や今朝のことは夢だったのだろうかと思ってしまうほどです。

イベントへの出店も昨日の時点ではまだできるかできないかわからなかったのが、今こうやって向かえていることに感謝です。たくさんの皆さまにお気遣いいただき、メッセージやコメントなど、本当にありがとうございました。

明日明後日は、ご来場いただいた皆さまに楽しんでいただけるイベントになるよう、あるほなつきも微力ながらがんばりたいと思っております!

それでは青葉山公園千臺緑彩館にて、みなさまのお越しをお待ちしております。