今日は村山市立冨本小学校にて毎年恒例の「お話会」でした。
毎年呼んでいただいているので、新作を読んだり、新しい取り組みを紹介したりと、内容を考えるのも私たちのステップアップにつながっています。
スクリーンやプロジェクター、マイクなどは学校のものをお借りすることが出来たので、製本実演のための手元撮影のための機材や本棚、昨日完成した玉っころちゃんのペープサートと、いつもより少ない荷物で会場に乗り込みました。
ペープサートはブックスタンドに飾っていただき、玉っころちゃんも喜んでいます(^-^)
製本実演はスクリーンでご覧いたきましたが、子ども達は熱心に画面を眺めては、何が出来上がるのかひとつひとつの工程を興味深く見ていました。
読みきかせは、今年出版した『おなら太郎』を。
AIとの共同制作でできた本ということで、その作り方にも注目してもらえたらうれしいですね。ちなみに、今日目の前で実演して完成した絵本は、そのまま学校でプレスして寄贈する、という、これまた新しい試みを。
そのあと、今年の春からスタートした「本をつくって旅をする」取り組みについて、スライドをご覧いただきながら、旅を始めるきっかけや経緯、旅をどうやってしているか具体的なお話まで、かいつまんでではありますがお話ししました。
あとは簡単な本作りワークショップということで、1枚の紙を折って切るだけの玉っころちゃん絵本を。
この本の作り方は、3年前にも違ったバージョンをやったことがあって、その知識を活かして、国語の授業で慣用句についての本を作るときに活用してみたり、職員旅行のしおりをこの作り方で作ったりしたのだそうです。そんなエピソードを聞くと、うれしくなりますね!
土日を挟んで、来週の月曜日には実演で作った絵本は乾燥を終えて完成しています。ぜひ、子ども達や先生方にも、手に取って細かい絵や写真をじっくり見たり、この本がどうやって出来たのかを、あとがきを読んで知ってほしいなと思います。
また来年もお話会に呼んでいただけるよう精進したいと思いつつ、冨本小学校をあとにしました。
そして、これから福島へ出発です!