9月17日から9日間にわたり開催された「辺藝」-ここで育てる- 信夫町を舞台にした現代アートの作品展 も、今日が最終日でした。
本当にたくさんの方にご来場いただきました。作品を設置させていただいた信夫町の皆様はじめ、信夫町の住民の皆様にもご協力いただき、開催できたイベントです。心より感謝申し上げます。
作品を設置したときは、「なにやってるんですか?」「これはなんですか?」と声をかけられながら、これから始まるイベントについてご説明をし、どんなイベントになるのか自分たち自身も期待と不安でいっぱいでした。
設置したばかりの時は、住民の人たちにとっては、不思議なものとして目に映ったかもしれませんが、今はなにか変化があるでしょうか。撤去され、
元の景色に戻ったとき、どんな感覚になるのでしょうか。
期間中は、晴れの日も雨の日も、そらぞれの景色の中で、作品たちは意味をもって、そこにありました。
店内での展示は、常連のお客さんにとってはサプライズとして、「辺藝」を観て回っている人たちにとっては、作品はもちろん初めて入るお店にも興味津々で、手にはお買い物の品が必ずありました。
スタジオ八百萬では、アーティストがそれぞれ、アートを身近に感じられるよう、比較的お買い求め安い価格帯の作品を数多く展示したので、お気に入りの作品を即購入される方もたくさんあり、とてもよかったとおもいます。
また、日替わりの飲食店出店も、バラエティに富み、アートにプラスアルファの楽しみでした。
6人のアーティスト参加の「辺藝」、いかがだったでしょうか。
今回のイベントを振り返りつつ、撤収作業に取りかかります。日も沈んできました。
残すはアルミパイプのみ。景色がまた、もとのあき地に戻っていきます。
1回の開催で終わることなく、「ここで育てる」の「ここ」は、どこであっても、町をあげてのアートイベント「辺藝」が続いていくことを願っています。もっとみなさんにアートをたのしんでいただくために!