今日の工房は、明後日6/19白鷹町立図書館で開催のワークショップに持っていく荷物の準備で、ケースや段ボールが所狭しと置かれています。
本の種類が増えるたび、棚の数も増え、製本工房らしくなってきたのだなあと思います。
今ではこのような状態ですが、まだ何もなかった状態の時も、もちろんあったのです。
昨日はふとその時の写真が出てきて、今までのことを振り返ったのでした。
製本するには、どうしても広い場所が必要でした。
ここを借りるまでは、それぞれの自宅や、フリースペース、キャンプ場などで製本作業をしていたのですが、とてもとても、おいつきません。
かといって、アパートの一室を借りても、広さが足りないと思っていました。
そこで見つけたこの場所は、まさに求めていた条件にマッチしていました。
2階もあり、アトリエ兼、撮影スタジオとして活用しています。
少しずつ、作業する台や棚を作って行きました。
また、昼ごはんは、ガスコンロで自炊をしたりもできます。
本を扱っているので、紫外線や湿度、虫などは天敵。窓を閉めきりで、遮光しているため、夏場は地獄の暑さです。
だからといって冬場は暖かいかというとそうではなく、築年数が古く、床から冷えるのと隙間風にやられ極寒です。そして、だだっ広いので、暖房をしてもなかなか暖まりません。
それでも、なんとか工夫して少しずつ快適な工房になってきている…のかな?(身体が慣れてきているともいう)
こんな工房生活も、7月の初めに6年目に突入します!