Facebookの記録を見ると、ちょうど一年前の今頃、「Mogami River2021」のシリーズの制作をしていたのですね。
なつきが絵を描いていることろを、あるほが見ることはめったにないのですが、このときは珍しくその場にいて、記録写真が残っていました。
たいてい、このように一斉に何点も壁に並べ、描いていきます。
あるほが無意識下(もちろん、あるほの経験や知識やセンスが根底にある)で写真を撮っているからこそ、テーマはあとからついてくるので、並べてみて初めて感じられる全体としての像を肌で感じ取ることができるのです。
そして、写真が印刷された和紙に絵を描いていくとき、下描きなどはなく、なつきはあたかもその写真が自分が描いた絵であるかのような錯覚のもと、続きを描いていくのです。
絵を描いているときのなつきも、無意識を尊重していて、かっこよくみせようと思うこともなければ、完成図に向かって計画的に描いていくこともない。だからといって、適当なわけではもちろんない。
そのあたりの作品を作る上でのスタンスが、実はあるほとなつきは似ているところがあるのです。
最上川シリーズを旧作新作交えて展示する、4/15.16.17の個展会場では、そのようなお話もできたらいいなと思っております。
三日間の開催です。
ぜひ足をお運びください!
Mogami River 2022 / あるほなつき個展
日 時 4月15日(金) ~4月17日(日)
13時~19時
場 所 スタジオ八百萬
入 場 無料