東京〜デ・キリコ展とMOTOYAへ〜

今日はいよいよ東京へ。まずは上野へ向かいます。助手席では豆本の6冊セット『COLORS』のハードカバー作りをしながら。

ライン引きや
ライン引きや
のり作業まで
のり作業まで

小さい作品なら、車中でも製本できることがわかり、これからは移動時間も無駄にすることなく仕事が捗りそうです。

国道4号の渋滞のため、東京に入る前に18枚のハードカバー作りをコンプリートしました。

いいところ見つけた!
いいところ見つけた!

東京都美術館へは徒歩でいける比較的安いパーキングを見つけて停めることができ、ラッキーでした。1キロちょっとなら、全然近いですね!

いつもと違う道をいくと、大きな鯨が現れる
いつもと違う道をいくと、大きな鯨が現れる

キリコ展のポスターの前で、とりあえず写真を撮りますよね。

写真を撮るあるほを撮るなつき
写真を撮るあるほを撮るなつき

お決まりの丸いオブジェの前でもツーショット写真を。

いいお天気!
いいお天気!

平日にも関わらず、たくさんの人がキリコ展に集まっていました。やはり、日本でも超人気の画家なんだなあ!

絵はもちろんですが、会場全体もキリコの絵画の世界のように、オレンジや黄色の壁が丸い窓のように切り抜かれていたり、天井下のラインがキリコの絵に出てくる部屋のような角度になっていたり、とにかく会場全体がキリコでした。

遠近法を駆使した構図だったり、たくさん描かれてきた自画像をはじめとする人物画であったり、よくモチーフに描かれたマヌカンや家具、神殿の柱を実際に近くで観ることができて、おもしろいなあと心から感動というか感激というか、さらにキリコのことが好きになりました。

マヌカンになりきったあるほ
マヌカンになりきったあるほ
マヌカンと肩を組むなつき
マヌカンと肩を組むなつき

帰りはまたフォトスポットで撮影をしたり、売店で図録を購入して、大満足で都美館を後にしました。

鶯谷駅近くのパーキングに戻り、美術館にいく前に炊いていたご飯をお椀によそい、冷蔵庫から昨日買ったレタスと肉だんごの甘酢あんかけと白身魚フライを取り出して、ご飯の上に乗せると、なんだかおしゃれな丼になりました。

名付けて、肉団子白身魚フライ丼
名付けて、肉団子白身魚フライ丼

丼と箸と飲み物を片手に、隣の公園に移動し、急いで食べました。

今日はこれからMOTOYAさんにて、インスタレーション展示の搬出が待っています。

新宿の大都心を抜け、見慣れた初台の景色が見えてくると少しホッとした気持ちになります。

いつもの坂道
いつもの坂道

もとやさんがシャッターを開けて準備してくれていました。

ご挨拶をして、さっそく搬出開始。

ワイヤーの「空気売りの少女」を取り外し
ワイヤーの「空気売りの少女」を取り外し
風船も一つずつ袋に入れて
風船も一つずつ袋に入れて
パネルは紙に包んで
パネルは紙に包んで

もとやさんも手伝ってくれて、あっという間に片付きました。

あとはアルミフレームを片付けるだけ
あとはアルミフレームを片付けるだけ
あっという間にホワイトキューブに
あっという間にホワイトキューブに

搬入の時は大雨に降られながら、あんなに時間をかけて展示をしたのに、搬出はこんなにも呆気ないんですね。なんだか少しさみしい気持ちもありますが、次のイベントへ向け、また頑張りたいと思います!

約1ヶ月の展示中、見に来てくださった皆様、MOTOYAさま、ご近所の皆様、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

ゆっくりまた下道で山形へと帰路に着きます。