あるほなつき展@山形まなび館2016

あるほなつき展@山形まなび館は、2016年9月2日〜10日に開催しました。[/caption] [caption id="attachment_700" align="alignnone" width="620"] 自画像は小さい頃から描いてきた。大学入試の提出作品も、自画像だった。ふてくされた表情のわたし。 大人になってから描いた自画像は、逃げていたのか、かっこつけた感じのものばかりで、納得のいくものは描けなかった。 思い立って友だちの顔を描いてみた。ひたすらに何人も。そして壁にぶち当たった。 時を同じくして、前田有歩は私のことを撮っていた。その姿は私の思い描くわたしではなく、そのギャップをつきつけられた。そうか、絵も写真も、おなじなのだ。 悩み、誰かを描くことができなくなり、自分のことを毎日ひたすら描くことになった。[/caption] [caption id="attachment_701" align="alignnone" width="620"] 二人展開催期間中、二人は不在が多かったため、インスタントカメラのチェキを用意しました。気に入った作品やお友達と撮影したりして、コルクボードに貼っていただくコーナーを作りました。会場内での撮影は自由です![/caption] [caption id="attachment_702" align="alignnone" width="620"] 搬入風景。なつきの展示を確認してからの作業となりました。 対面での展示のため、対になる意味やバランスなどを考えながら…。[/caption] [caption id="attachment_703" align="alignnone" width="620"] どの作品を展示するか、会場に行ってから決めました。なつきの作品とのバランスを考えながら、たくさんの写真から選びます。決定するまでかなり時間がかかりました。[/caption] [caption id="attachment_705" align="alignnone" width="620"] 50歳になったら人を撮り始めようと考えていた。風景を撮りながら、被写体を受け入れるためにまだ10年は必要だと考えたのだ。 そんなとき、さとうなつきと出逢った。彼女の活動は魅力的で、、記録写真と称しつつ、その内面を描きたいと思ったのだ。写真を撮っていて、日々疑問と向き合っている。この写真はいったい誰のためのものなのか。僕さえよければそれでいーとも思えるし、その人がうれしーと思うことも大事かと。 なにより、あなたの背景をみせたいのだ。伝えたいのだ。[/caption] 自画像を撮るなつきを撮るあるほ。 連日たくさんの方に訪れていただきました。 ]]>

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